田七人参 偽物問題

田七人参の見分けは難しい

中国雲南の漢方薬市場 風景
田七人参市場取引風景

現在の中国では偽物は避けて通れない問題 特に値段が高い漢方などは真贋の区別は難しい そこでこのページでは簡単に田七人参粉の偽物を見分ける方法を伝授します

田七人参の偽物が出回っている事実

漢方市場

慶光茶荘の中国人スタッフが故郷である大連の漢方市場で田七人参の粉を買おうとしたところ 粉の色が慶光茶荘の田七人参より白く 念のため”その田七人参をティスティングすさせて”とお願いするとなぜか嫌がる それなら少量買うからというと 少量のために袋を開けたくないという 無理言っておねがいしたところ、その田七人参が全く苦くない。 売っている人にこれは本物の田七人参か? というと”帰れ"と言われるしまつ。

雲南省ならまだしも中国東北部などはもともと田七人参とか見たことのない地域 ごまかして売ろうとしているのか?単に知識がないだけか?

雲南省省都 昆明市の田七人参専門店でも

昆明市内の田七人参専門店の店頭

先日行った雲南省の省都昆明市 現在は昆明市で700万人の大都会 最近は田七人参専門の販売店があるのですが・・店頭に並ぶ田七人参しかし形がおかしい? 中国では粉での販売は少なく乾燥した根を売っているのですが・・・

これって 人参の種類が違うのでは?と見えるものが ちなみに昆明市内の百貨店内のある有名漢方薬局の名前で商売している店舗でも 田七人参として売っているが形が微妙に違い なおかつ軽い。

本草網目での田七人参の記述には”根にずっしりとした重みが”とあるのですが・・

それでは田七人参の錠剤はどうか?

田七人参のタブレット錠が効果が出ないわけ

で書いてあるようにタブレット錠にするには

  • 田七人参の粉を固めるためにつなぎを入れる
  • 田七人参の抽出物を錠剤に混ぜる
  • 田七人参の主成分を石油由来で作る

など、全く外見では判断が付かないため タブレットはよほど、そのメーカーに実績があるか口コミがあるとか またはかかりつけ医に見てもらうとか判断が必要です。

田七人参粉の見分けも難しい

田七人参も固まりで見れればよいのですが、一般的には皆様のお手元に届くときには粉か錠剤かになっているでしょう。

このページで何度も書いていますが、田七人参は粉がお勧めなのですが 以下を読むと田七人参は粉ではないとお勧めしにくい理由が

田七人参は粉でないとダメ

それでは田七人参の粉の真偽を極める

  • 色を見る 田七人参粉の色は真っ白ではなく”白緑と黄色が混ざった”色で色は一色(マダラはない)
  • 形を見る 小麦粉のようなパウダーであり均一 すりつぶした後や異物は少ないです
  • 重さを感じる 田七人参の粉は同じぐらいの粉で比べてもずっしり感がある またサラサラとはしていない
  • 味を味わう 田七人参の粉には特有の苦みがありますが あまりに苦い・ノドに広がるぐらい苦いのは問題あり
  • 水と混ぜる 田七人参の主成分は様々なサポニンの組み合わせ だから水に浮き 強制的に混ぜると泡立ちます

これらは、田七が本物かどうか見極めるためのチェック方法です。

田七の真偽はわかった、しかし等級は粉でわかるのか?

田七人参のグレード比較

田七人参の等級は”頭”で表します 田七人参根塊が何個で500gになるか、1個当たり25gであれば20頭 1個当たり10gでは50頭という風に表します。もちろん大きく成長したほう(頭の数が少ないもの)が高値で取引されています。

でこの田七人参根塊を粉にするのですが、粉になってしまうと正直見分けがつきにくくなります。

そこで前述の

  • 味を味わう 田七人参の粉には特有の苦みがありますが あまりに苦い・ノドに広がるぐらい苦いのは問題あり
  • 水と混ぜる 田七人参の主成分は様々なサポニンの組み合わせ だから水に浮き 強制的に混ぜると泡立ちます

等でチェックしますが、こうなると一般購入者には無理ですよね そこで輸入取扱店の信頼性で判断するのがお勧めですね。

自分で田七人参を試す方にアドバイス

慶光茶荘では田七人参を扱って35年 様々な同業他社の移り変わりも見てきましたので、田七人参が気になる方に購入前のアドバイスを少し

  • 田七人参は飲みずらくてもまずは粉から
  • 安いもの取扱い歴が短い会社には飛びつかない
  • 少量でも良い田七人参を 田七人参が合うかどうかは二週間でわかる
  • 田七人参は朝の食前がお勧めというか絶対(寝起きが何度も吸収しやすい 田七に副作用はないので)
  • どうしても田七人参粉が飲みくければ 水や牛乳に入れかき混ぜて泡立てたものを飲む(お茶は不向き)

まとめ:田七人参 偽物問題

田七人参に限らず 中国では偽物が多いいのは周知の事実 なぜなら中国は広く産地も分散しており 見たことのないものも多いいから。

最初から田七人参のタブレットを飲むと 効果などがわからずにこんなものかと思ってしまうので 最初は田七人参は粉で飲む

本物の田七人参の粉かどうかは上のチェック項目(色・形・重・味・混)でチェック

本物の田七人参の粉であったも グレードの判断は難しいので信頼するお店を探す

ちょっと長くなりましたが、健康を期待して田七人参を探しているのに偽物や低グレードなどで期待外れとかないように。

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監修者
荘 慶裕(そう・よしひろ)

台湾と日本の両方にルーツを持ち 1996年より現職 中国国内に三カ所しかない茶学部・国立福建農林大学茶学部に短期留学 ホテル、中華料理店、カフェなどでの中国茶カウンセリングや中国茶講座などで活動中