身近で肺ガンステージ4が:つづき2

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身近で肺ガンのステージ4が:つづき2

入院前に

入院前に友人にもらった様々な健康食品 二週間の抗がん剤治療による入院のために 親族・仕事関係・友人などに連絡を取ると、ありがたいことに様々な健康食品や漢方煎じ薬・サプリなどを貰った。

旦那も自身でネットで調べて健康食品を買ってきた。

健康な時にはこんな旦那と思うこともあるが、やっぱり入院となると少しややさしい。

子供は寂しさの裏返しなのか逆に少し怒りっぽくなっている気がする。

健康食品のチェックを病院に

今回は新しい抗がん剤を使うために副作用がどの程度出るかわからない、だから入院していただきますと・・抗がん剤との相性が良ければほとんど副作用は出ない場合もあるらしい

先生に、友人知人から頂いた健康食品などの服用は大丈夫ですか?と聞くと 商品名とその成分表を持ってきてくれと、私が入院するのは大学病院だがこのように寛容でありがたい。

商品名と成分表を集めて提出して数日

  • 漢方薬局で頂いたせんじ薬→×
  • 旦那が買ってきてくれた健康食品→×
  • 私が選んだ田七人参粉→〇
  • 旦那がもらってきた日本山人参→〇
  • その他健康食品→×

たくさんいただいていたのだが、結果先生に飲み続けてかまわないと言われたのは”田七人参粉” ”日本山人参”の2種類だけである。

田七人参粉とは?

金不換 田七人参

田七人参とは、中国の雲南省から広西省を原産地とするウコギ科の植物です。畑に植えてから収穫できるまで3年から7年という長い年月を要するので田七人参(中国では三七)と呼ばれています。中国では古い時代から薬用として使われてきました。田七人参はその希少性や効果から別名”金不換”とも呼ばれています。田七人参の原種は日本で栽培される人参とは違い外見は高麗人参に似ています。

田七人参はEUやアメリカでは薬効のあるハーブに分類されていますが、日本ではそのような分類がないために食品扱いになります。

ちなみに、高麗人参の場合カプセルなどの外形的な基準により一部医薬品扱いもありますが、これは副作用があるからではなく商品形状からくるものです。

日本山人参とは?

「日本山人参(ひゅうがとうき)」はセリ科の多年生植物で、自生地が宮崎県北部と大分県南部に限られる大変希少な植物です。かつて薩摩藩では「神の草」と呼ばれ、門外不出の秘薬として珍重されていたと伝えられています。昭和40年頃から人工栽培が実現し、優れた薬用植物として現代に蘇りました。平成14年には「根」の部分は医薬品の生薬リストに加えられています。

日本山人参「根」生薬リストにある医薬品ということは、副作用もあり、あくまでも一般的に日本山人参を食品として摂取する場合には「葉・茎」に限定されます。

入院中の健康食品の服用の良否の基準は?

友達の善意を無駄にしたくない 先生に何故?田七人参と日本山人参以外はダメなのか聞いてみた。すると細かいことは割愛するがタブレット錠のものは内容に不純物が多いと何とか詳しくは「サプリメントの品質差について」を参考にしてほしい 要はそういうことらしい。

とにかく抗がん剤治療中は田七人参粉と日本山人参以外はダメらしい。

つづく

これはあくまでも私の身近で起きた友人の備忘録である 特定商品の症状症例に対し効果をうたうものではありません。