様々な苦丁茶
様々な苦丁茶
一般的な茶葉と苦丁茶の違いはもともとの茶樹が違います 一般的な茶はツバキ科のカメリアシネンシス 一方苦丁茶はモチノキ科。
ここで一説あるのですがお茶の「茶」の字は「苦」から来ているという説 古い文献でも「茶」飲むと苦く体に良いと書かれていますが、これが現代の中国茶・台湾茶(烏龍茶・紅茶・その他の茶)のことを書いてあるのか苦丁茶のことを書いてあるのかはっきりしないという事実
「茶経」陸羽著・唐代にはお茶はツバキという考え方があるみたいですがそれ以前の「茶」=「苦」からすると古代は違ったのかもしれません。
話は戻って現代 苦丁茶には様々な形があります、大きく分けると一葉茶(一般的な苦丁茶)・螺鈿茶(形状を巻いている状態に)・青山流水(若芽を使う)これらが代表的な苦丁茶です。
苦丁茶 一葉茶
苦丁茶の代表的な形 別名一葉茶とも呼ばれることも製法の一番最初に熱を加えることにより茶葉自体はしっかりとした黒い色が特徴 乾燥前に揉捻という工程で成形されます日持ちしやすく 劣化しにくいのも特徴です 古くからある苦丁茶The”苦丁茶”
苦丁茶 螺旋茶
螺鈿茶は苦丁茶(一葉茶)と青山流水の中間に属するものでといってもわかりにくいですよね。一本でできているように見えますが、叶底(入れた後の茶葉)を見てみると・・・複数の茶葉からできています その茶葉の大きさがちょうど苦丁茶(一葉茶)と青山流水の中間ぐらいの大きさなのです。苦丁茶(一葉茶)よりは茶湯の色もスッキリしています。
苦丁茶 青山流水
こちらの青山流水は別名小葉苦茶とも呼ばれています。一般的な苦丁茶と製造方法や茶葉の採取時期が違うだけで原木の種類は同じモチノキとなります。茶湯の色は透明に近い色しか出ませんが、味はしっかり出ています。これらは現在四川省周辺で流行しており、歴史的には一番新しい苦丁茶の仲間です。
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