先日 文山包種茶を再入荷でご案内したのですが、多少問い合わせがありましたので少し詳しく
文山包種茶伝説“呉”
文山包種茶の起
台湾四大銘茶の文山っ包種茶は清の後期1881年に福建省の呉さんが輸出外貨獲得の為台北文山に工場進出し包種茶を作り出します、これが今の文山包種茶の始まりです。
台北市は包種茶や鉄観音に力入れているんですね、これは猫空の茶研発広センターの壁 台北市 鉄観音・包種 と書いていますね。
文山包種茶の承
文山包種茶の名前の由来は文山=地名 包種茶=販売方法・パッケージからなんです
文山区とは木柵鉄観音の古い産地 木柵を含む台北市南東部の山際ちなみに地図でいうと右下の部分です。
この地域は台北市立動物園(パンダもいるよ)から先は山なんです。
で包種茶=販売方法・パッケージがわかり難いと思うので、写真用意しました。
紙の包装紙に包んで売ったので包種茶 うーんシンプルなネーミング
文山包種茶 転はないので 茶葉 茶湯
文山包種茶はもちろん烏龍茶の仲間で また烏龍茶の中でも発酵が低い 清香(ちんしゃん)が特徴です。
また茶葉の仕上げも大ぶりの手もみ程度の仕上げです。この大ぶりな仕上げが包種茶=紙パッケージなど大きめの袋に詰める(あまりギュッとできない)のに関係していると思います。
結 まとめ
文山包種茶は生産される烏龍茶の中でも最も軽発酵が特徴 また木柵鉄観音のときも書きましたが台北周辺は茶畑が比較的小さく家族生産などで生産量も少なめ まるで日本茶のような茶湯ですが、熱湯で淹れても苦くならない烏龍茶的な特徴はそのままで 香りはスッキリしています。
追伸
明日の12月15日は第三土曜日の為お休みで次の22日が年内最後の土曜日営業となります。
台湾茶・中国茶でちょっと一息 慶光茶荘