小沱茶 久しぶりに飲んで思ったこと
急に暑くなってきて、みなさんどのようにお過ごしですか? このように暑い日は茶葉在庫の整理を事務所でと そこで小沱茶の撮影や整理をしようかなと・・・
小沱茶を整理していて
慶光茶荘では小沱茶が倉庫整理していて4種類ありました。(店頭には3種類しか出していなかった)
- プーアル茶香 小沱茶
- 茉莉花茶香 小沱茶
- 薔薇香 小沱茶
- 菊花香 小沱茶
飲んでみると・・・
これは、プーアル香小沱茶 で次が
あれっ?? 色が違う 同じ小沱茶なのに・・
じつは小沱茶はプーアル茶の一種で香りの違いだけかと思い込んでいたのですが・・入れてみると確かに違う。
出がらしは?
ちょっと色が飛んでいますが、明らかに形が違う・・・・思い込みって怖い。
写真は割愛しますが、ことあとすべて入れて飲んでみました。
沱茶はブランド名
プーアル茶のかたまりには餅茶・沱茶・小沱茶など他にもあるのですが、すべてが黒茶ではないということです。調べてみると沱茶とは
沱茶とは?
沱茶とは 1900年代初頭に雲南省で開発された形状のことを表しています。 名前の由来は四川省から流れる沱江(ダコウ)の水で沱茶を入れるとおいしいことからつけられました。
ということは、やはり普洱茶=沱茶ではないということ。
雲南省にある開発したメーカーがつけた名前だということです。
で実際どうだったのか?と言いますと
- プーアル茶香 小沱茶 ベースのお茶 黒茶
- 茉莉花茶香 小沱茶 ベースのお茶 ジャスミン茶
- 薔薇香 小沱茶 ベースのお茶 緑茶と紅茶の中間程度
- 菊花香 小沱茶 ベースのお茶 緑茶と紅茶の中間+黄茶みたいな・軽い黒茶みたいな
とそれぞれベースのお茶が違う。
まとめ
ちょっとマニアックな話でしたが、ネット上で表示する際に小沱茶をどのジャンルに仕分けるのか? 何も考えずに黒茶の仲間に分類しようとしていたのですが、思い込みは怖いなと本当に思いました、小沱茶を作られた方も形だけではなく、きちんと美味しさも追及して作られているのが、4種類まとめて飲んでみるとよくわかります。
中国茶に関わって20年過ぎ 忘れていたのか、思い込んでいたのか 反省しきりの暑い日でした。
最後に小沱茶は美味しいです。
追伸
明日5月18日土曜日は第三土曜日のため、お休みで 次回土曜日営業は5月25日となります。
中国茶・台湾茶でちょっと一息 慶光茶荘