このお茶は何でしょう
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さてこのお茶は何でしょう?
先日お客様からこのようなお茶が欲しいと連絡をありましたので早速飲んでみた・・・・
どのようにして茶葉を判断するのか?
- 淹れる前の形
- 茶湯の色
- 香り
- 味・飲んだ印象
- でからし/叶底
基本的に試飲・ティスティングはこのようにして進めていきます。
ティスティングの印象は?
- 茶葉の形状は一見烏龍茶に近い
- 茶湯の色は高醗酵色の茶色だが烏龍茶と比較するとちょっと赤みが強い
- 微かなスッキリ感
- 味にパンチはない やっぱりスッキリ感
- 茶葉は薄い形状は一見烏龍茶に見えるが揉みが弱いイメージ
このお茶は何だろう?くだした判断は
これらを総合的に考えると紅茶の産地でないところで作られた 紅茶 ズバリゆうと福建省中部で烏龍茶品種の水仙から作られた紅茶イメージですね。
一般的な水仙より葉が薄いのが気になるが・・・
それでは本題 これと同じお茶があるのか?
これと同じお茶を日本で探そうと思ったらちょっと難しいのではないだろうか? なぜならたぶん、このお茶はそう高くなく ちょっと珍しい仕上げをした紅茶だから。一般的に中国では紅茶の内需は限られ、さらに輸出される中国紅茶は工夫紅茶や祁門紅茶がメインでこのような品番もない特徴もうすい茶葉は基本輸出されていないと思います。
結論は
さて同じお茶はございませんが、ここでお客様に提案するのは 中国紅茶 もしくは 水仙・岩茶等の烏龍茶。
お話をさせて頂き 香りが気になるなら前者の中国紅茶で味が気になるなら水仙種 風味が気に入ったのなら岩茶等を勧めさせていただきます。
追伸
明日8月24日(土)は第四土曜日なのでお店開けています。
中国茶・台湾茶でちょっと一息 慶光茶荘