2021年冬 お薦めの台湾茶

東方美人茶 茶葉

2021年 冬 お薦めの台湾茶

最近少しづつお客様のご来店も以前のように戻りつつあり、店頭でお客様を接客する機会も増えてきました。

そこでよく聞かれるのが”お薦めのお茶葉なんですか?”

基本的にお茶は嗜好品ですから、私が美味しいと思うものが必ずしもお客様に合うかどうかはわかりません。

しかし一般的に冬場には発酵が進んだ茶葉がお勧めです。

※なぜ冬場に発酵が進んだ茶葉がお勧めなのかは、来店して聞いてね。

そこで今私的に押しなのが”台湾産 烏龍茶 東方美人茶”です。

東方美人茶とは

19世紀中の台湾・新竹で、浮塵子(うんか)の被害を受けた茶葉を用い製茶したところ、甘い香りと味で評判になったお茶です。

英国で名付けられた「オリエンタル=ビューティ(Oriental beauty)」の訳語として、東洋では響きの美しい「東方美人」が定着しました。

蜜と果物が合わさったような風味と甘み。香りもワインに例えられます。

東方美人茶にはいろいろな名前が

東方美人茶には様々な名前があり

  • 白毫烏龍茶
  • 香檳烏龍茶
  • 椪風茶
  • 膨風茶

など多くの別名があります。日本では東方美人茶で通じるのですが、なぜこのような呼び方があるのでしょう?

シャンパンのような香りだから 香檳烏龍茶(シャンピンウーロン)

虫が噛んで甘くなるなんて嘘でしょう 膨風(台湾語で嘘つきの意)茶・音を似せての椪風茶

先端の白い茶葉が混じっているので 白毫烏龍茶

の理由からです。

東方美人 叶底

慶光茶荘の独自開発で

当店で扱う”東方美人茶”は独自の工夫で日持ち良く美味しく飲めるように改良してあります。

それは茶葉成型時に丸めて仕上げるということ。

一般的な東方美人茶

もともと東方美人茶は台湾茶の中でもゆるめに仕上げてありました。※上の写真参照

そうすると輸入時に真空パッキングすると茶葉が割れる雑味が出やすくなるので、まとめて発注することにより仕上げ方にも工夫できるようになりました。

慶光茶荘 創業1986年からの実績

まあ自慢ではありませんが、だてに長年やっているわけではありません。

すこしでもお客様に良い状態で茶葉を届けられるよう工夫しながら頑張っています。

追伸

明日12月11日(土曜日)は第二土曜なのでお店開けてます。

今月の土曜日営業は11日と25日になります。

年末は28日(火)迄となっています。

師走に入り みなさんいそがしいでしょうが あまり無理せず ご自愛いただきながら 新年の御準備は前もって計画的に

中国茶・台湾茶でちょっと一息 慶光茶荘