烏龍茶と茉莉花茶の試飲
烏龍茶と茉莉花茶の試飲しました。
いやー6月になって久しぶりのBLOG更新です。
ネタがなくて少しさぼっていました。
九州は梅雨に入ったにもかかわらず、天気は良いが湿気は高め。
来週の天気予報を見ていたら雨続き、雨の日には試飲しても微妙に風味が変わるので、晴れている本日久しぶりにまとめてお茶を試飲 テイスティングいたしました。
今回ティスティングした茶葉は
- 三級 水仙烏龍茶 中国産
- 一級 色種烏龍茶 福建省産
- 三級 色種烏龍茶 中国産
- 三級 茉莉花茶 福建省産
- 三級 茉莉花茶 中国産
写真には4種類しか残っていませんが、正確には上記のご種類をティスティング、試飲しています。
ティスティングする理由
等級と商品名があるならティスティングする必要はないのでは? と思われる方もいるかもしれませんが、
- お茶は農作物ですから作った年次で出来に差がある。
- また、生産省で等級を決める検定員が違う
これらが、単純に箱に書いてある等級が信じられないのでティスティングするんです。
ちなみにこの茶葉検定員は省単位で決まっているのですが、輸出業者がどの検査員を使うかはそれぞれ 基本的には細かい採点基準もあるのですが、いかにせん人が判断する事ですから微妙に安定しているかと言われれば・・・
ティスティングの結果
さて今回のティスティングは、以下のようなテーマをもって取り組みました。
三級 水仙烏龍茶 中国産 以前の三級水仙烏龍との記憶による比較
一級 色種烏龍茶 福建省産 一級はあまり扱ったことがない 弊社で取り扱いのある特級と下の三級との比較
三級 色種烏龍茶 中国産 今までと輸出元が違うため 既存の三級や上の一級との比較
三級 茉莉花茶 福建省産 今までの高級茉莉花茶で下の三級茉莉花茶中国産と比較のため
三級 茉莉花茶 中国産 今までと輸出元違うために上の既存の三級茉莉花茶 福建省産との比較
だいたい予想通りでしたが、一番下の三級茉莉花茶 中国産が 現在取扱いの三級茉莉花茶 福建省産と比べると明確に差があった。
まとめ 烏龍茶と茉莉花茶の試飲しました。
以前は各省単位で、その産地のお茶を輸出していたために等級とティスティングの結果が一致していました。
現在でも、このような規格品番は残っていますが、民間主導での輸出奨励にともない輸出業者で茶葉にバラツキが出ていることがあります。
これらは豊作時期には差が少なく、不作の時期になるとバラツキも大きくなると実感しています。
私ども慶光茶荘では、皆様に安心してお飲みいただけるよう、随時様々なチェックしながら届けています。