工芸茶の淹れかた
工芸茶の淹れ方は簡単
工芸茶は1980年代に福建省で考案され お祝い・ギフトにと中国全土に広がっていきました。
茶葉のベースは中国緑茶・白茶・ジャスミン茶です 使われる花は
- 金木犀
- 百合
- 薔薇
- 千日紅
- ジャスミン花
- 万寿菊
- 白菊
- 牡丹
- 芍薬
等です。
余談ですが 「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」とも言いますが、中国の国華は牡丹です。
ですから牡丹を使った工芸茶が沢山あります。
それでは実際に中国の入門用として お食事に花を添える 工芸茶を淹れてみましょう。
用意するもの
工芸茶の淹れ方は手間いらずで簡単です。
まず耐熱ガラスのコップを用意します
※容量は大きければ大きいほうが理想 350mlぐらいを推奨します
工芸茶を実際に淹れてみる
工芸茶を一個入れます
お湯を注ぐ
熱湯を注ぎます
※100℃で 温度が低いと開きが悪い場合がございます
お湯は上まで注ぎましょう
工芸茶がだんだん開いてきます
もう少し開くと茶葉自体が沈み 少し立体的に展開します
ココまで開けばOKです。
自分で飲む場合は問題ありませんが お客様に見せるときなどは茶通しやお箸でポジショニングを整えます
ガラス容器は 底にくぼみがあるコップに入れるとポジションは気になりません。
応用編
工芸茶を飾る際には 一・二度お茶を飲みほしてから 茶湯が薄くなった時の方がきれいに見えます。
また水中花のように飾るなら一日一回水を変えることで一週間程度は持ちますよ
追伸
明日の1月18日は店舗はお休みです。
次の営業日は1月25日(第四土曜日)となります。
中国茶・台湾茶でちょっと一息 慶光茶荘