教えることで身につくこともある
流石に12月もアッとゆう間に半ば 寒さも一気に来ていますが、みなさん体調のコントロールはできていますか?
慶光茶荘では、今だ店頭での試飲や勉強会の開催は控えておりますが、先日の話を少し・・
教えることで身につくこともある
先日遠方より来られたお客様、話をしていると三年広州に行っており その時に日本人仲間で中国茶芸師の資格教室に通って、試験に合格していたものの 日本に帰国後友人にお茶をふるっていると中国茶を教えてほしいとの要望があり実際にどのようなお茶が良いかとご来店されました。
※中国茶芸師資格とは中国における職業資格で2000年ごろから北京、上海、広州などで運用されるも2014年に職業資格としては廃止されています。
もしあなたに、中国茶の知識があるのなら
日本における中国茶の勉強には数種の協会や個人でやられている方等様々いらっしゃいますが、本場中国でも中国茶を教えることに規制はありません。
そうなんです、中国茶を人に教えることに関しての規制や制限などはなく 教え放題なんです。
こう書いてしますと誰でも出来そうと思われるかもしれませんが、人に教えるのはおこがましい など遠慮されている方も多いことでしょう。
しかし私は、自身が中国茶の事が好きならで少しの知識もあるのであれば、お茶会からでも構いません 友人知人にお茶を淹れる事から始めてみませんか?
知識とは外に出すことにより、身につくものです また人まえでお茶を淹れる事により、新たな疑問をわいてきて学びなおしの機会も訪れる事でしょう。
私自身も人前でお茶を淹れる事により 疑問やその答えを知ることが出来ました。
大したことでなくても、知らない人からは斬新に思える
話は戻りますが、知人友人にどのようなアプローチで中国茶を教えて行けばよいのでしょうか?
最初から六大茶分類のことを教える。
- 台湾のお茶は?
- 岩茶は?
- 龍井茶は?
このようなことは、少し専門性が高いでしょう、もっとシンプルで良いと思います。
日本茶と中国茶の違いでも良いし 家にある茶器具で淹れる中国茶でも構いません。
意外とキチンとした中国茶を飲んだことのある方は少ないものです、普通に中国茶を入れるだけでも知らない方には感動を十分与えることが出来ると思います。
本もありますが
中国茶に関して本もございますが、上のように日本茶や紅茶などと一緒に紹介されているMook本もございます。
このような、Mook本は、間口が広く読みやすいので中国茶をどこかで習った方にもお勧めです。
専門書はこの後でも十分です。
このもMook本みたいに分かりやすく説明することで、中国茶初心者や教える方ご自身の復習にも役に立ちます。
編集後記
ご自身で中国茶を入れることも良いですが、せっかく中国茶の知識が少しでもあるのであれば 人前で淹れてみましょう。
中国茶は、個人で楽しむこともありますが、基本的にはおもてなしのお茶です。
気に入った仲間とお茶を持ち合うことにより、会話がはずみます。
気楽に、中国茶を楽しみながら、コロナ明けの海外旅行計画やお茶のうんちくを語り合うのは楽しいですよ。