中国茶六大茶分類
中国茶六大茶分類とは
同じお茶の葉から、加工の仕方で豊かに変化
中国でお茶の飲用が始まったのは、紀元前 中国は広く、気候も風土も違う大陸ですから、お茶も千産地によって加工の方法が異なっていました。その種類は数千種類とも言われます。1980年代に安徽省の大学からの提唱で茶葉を使ったお茶を製法や発酵で六種類に整理されました。
緑茶
中国茶と言えば烏龍茶のイメージが強いが、中国で一番多く飲まれているのが緑茶。日本の緑茶とは、加熱の仕方が異なり、日本茶は蒸すが、中国茶葉釜炒りするのが主流。
相性の良い料理:海鮮料理、スイーツ
青茶(烏龍茶)
日本人にもなじみが深く最もポピュラーな中国茶、青茶(烏龍茶)は華やかな香りと甘い余韻があり、鉄観音茶には、光のような香りとカカオを思わせる深い焙煎香があり、余韻が長く続く。
相性の良い料理:肉料理、小麦料理(飲茶など)
黄茶
生産地が限られているうえ、手間がかかるため作られる量も最も希少な茶。性質は緑茶と黒茶の中間だが味わいは緑茶に近い。白茶と同様に目づらしい種類なので、機会があればぜひ試してみたい。
相性の良い料理:海鮮料理・豆腐料理
白茶
茶葉が白い産毛に包まれていることから白茶と呼ばれる。渋みが少なく、やわらかくて芳醇な香りと甘み、中国でもあまり出廻っていない物なので、もし入手出来たら是非味わいたい。
相性の良い料理:海鮮料理・豆腐料理
紅茶
世界三大紅茶の一つ「祁門紅茶」は中国産。イギリスの紅茶も中国が原点となっています。中国紅茶はブレンドしたりミルクや砂糖を入れずに、ストレートで香りや風味を楽しみます。
相性の良い料理:スイーツ、ビスケット、ドライフルーツ、月餅
黒茶
高温多湿な場所に置き、熱と麹菌によって発行を促したもの、飲むときは洗茶(一番茶を捨てる)をする場合も。発酵具合により麹菌の発酵臭が消え飲みやすくなります。口当たりがまろやかで、熟成された独特の風味があります。
相性の良い料理:肉料理・味の濃い脂っこい料理
※例外としては花茶は「茶葉以外の茶」というカテゴリーで六大茶には入りません、また2014年中国では青茶と言う表現を烏龍茶に統一していますが、私はピンと来ないので青茶のままいかに表記します。