薬膳と薬膳茶 Part2
薬膳と薬膳茶 Part2
薬膳と薬膳茶 Part1で書きました。現代の薬膳とは? 読まれましたか? 今回は薬膳とお茶の関係について少し書いていきましょう。
もともとお茶は薬膳
最初に、もともとお茶は薬膳 といきなり言い切ってしまいます。
ここでのお茶の定義は自然界にあるものを湯で抽出して飲むものとして考えていきます。ですから日本茶 紅茶 中国茶などの茶葉はもちろんの事 麦茶や杜仲茶・コーヒーなども同じように考えます。
なぜお茶は薬膳と言いきれるの?
お茶に期待される効能:殺菌効果:美容効果
コーヒーに期待される効能:覚醒効果:リラックス効果:糖尿予防
紅茶に期待される効能:覚醒効果:リラックス効果:殺菌効果
麦茶に期待される効能:熱中症予防効果:虫歯予防
杜仲茶に期待される効能:生活習慣病予防効果:代謝向上効
これらの効果・効能は一部良いとこだけを取り上げています、前述の飲料が昔から飲まれている理由はもともとは薬効を期待して飲まれ始め 今では習慣化しているのもだと考えられます。
まとめ
薬膳:自然界にある食品を使った食事や口にするもので 体質改善を考え長期的摂取
お茶:茶葉も含め、様々な伝統的飲料は薬効を求めて広がったものが習慣化したもの
結果:いま皆さんが習慣化している、お茶ももともとは何らかの薬効を求めて飲んだのが習慣化したものです。このような広い定義から考えると みなさまが口から入れる伝統的なものはすべてが薬膳と考えても間違えありません。ですから、お茶=薬膳だと私は考えています。
追記:薬膳茶を探し求めて
お茶=薬膳で話が終わってしまっては、あまりにアバウトすぎて「なんじゃそりゃ?」と感じてしまうでしょう。私も書いていてこれでは浅すぎると感じ 続けてこのテーマ「薬膳と薬膳茶」を続けていきたいと考えています。
ここから先 私は食品の専門家ではなくて台湾茶・中国茶関わる仕事を20年来携わっているだけで記述に間違いなどある場合にはご指摘くださいね。
少し長くなりましたので次の段階で薬膳=漢方=薬なのかを考えていければと「薬膳と薬との違い(日本における)」わたしも引き続き この薬膳と薬膳茶をまとめながら勉強してまいります。
上記の意見は慶光茶荘の公式見解ではなくあくまで筆者個人の考えです。
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また明日の21日土曜日は第三土曜日の為お店は休みです、全国的に台風で空が荒れそうなので外出時はお気をつけてくださいね。
いそがしいあいまに台湾茶と中国茶でちょっと一息 慶光茶荘