薬膳と薬膳茶 Part4

薬膳イメージ2

薬膳的三要素について

しかし所詮お前は、自称中国茶の専門家で薬膳ついては語れないだろう?なんてツッコミをかわしつつ書いていければと。

それでは今回は薬膳に用いるあなた体質について考えていきたいと思います。

身体の基本は「気」「血」「水」

人間の活動に必要な3つの要素 それが「気・血・水」です。わかりやすく書くと「気」は生命の源「血」は血液・「水」は体液ということです。
この3つの要素が体を巡ることによって、私たちの体は保たれています。これらの「気・血・水」のバランスが崩れたり・不足したり・流れが悪くなると、身体の不調が起こると考えられるのを基本にしています。

気とは

気とは生命の源 陰陽では陽 ちょっと抽象的ですのでわかり難いですよね。「気」とは、体内を循環するエネルギーこのと、代謝を助けたり、病原菌から体を守り、人体を成長させる働きがあります。また気は食べ物から補うことも出来ます。

血とは

血とは血液ももちろんですが循環の意味もあります 陰陽では陰 「血」は体端々までいろんなものを運びます。食べ物で補われた気を血管を通して全身に運ぶのは血です。

水とは

水は体液と書くとわかり難いですが、体に入れた水分を血管を使わずに潤すものです 陰陽では血とともに陰 水は血管で流れるではなく汗や肌のうるおい粘膜保護などをつかさどるものを水と呼びます。

まとめ 中庸こそを求める理想

気・血・水のバランスが崩れると、様々な病気に対しての耐性が低下します、それらを食事によりコントロールして中庸(ちゅうよう:バランスの取れた状態)にすることが薬膳の求めるところです。

また人それぞれの中庸を求めるためには今の現状の体質を知らなければ何事も始まりませんので次回のpart5でその辺を書いていければいいかなと考えています。

いそがしいあいまに台湾茶・中国茶でほっと一息 慶光茶荘