金毛猴 岩茶? 紅茶? 変化自在の孫悟空

変化自在の金毛猴

金毛猴 茶葉

先日韓国から来たお客様 なんでも韓国の建築家らしく 韓国でも珍しい中国紅茶をいつも飲んでいるとかで 福岡で買えるところを探して慶光茶荘へご来店 韓国で料理研究家より譲ってもらっている珍しい紅茶を飲んでいるので当店においている紅茶もほとんど飲んでいる そこで”金毛猴”をご紹介。

金毛猴=孫悟空

金毛猴 茶湯

 

金毛猴=孫悟空とは、福建省北部の岩茶の仲間で少しスモーキーな香り外観に名前の由来の特徴あり

金毛猴とは西遊記・孫悟空のモデルになったお猿さんに形状から色合いが似ていることからつけられました。

岩茶の里武夷山で収穫されるため岩茶に分類されますが、実際飲んでみると岩茶→金毛猴→正山小種(ラプサンスーチョン)との関連性を見出せるかも

限りなく紅茶に近い岩茶 その名の通り金毛猴・孫悟空に妖術をかけられたような茶葉です

金毛猴は叶底に注目

金毛猴 叶底

金毛猴は武夷山で作られるも岩茶の希少品種なのですが、茶湯や作りは紅茶そのもの この変化自在さと茶葉の色から”金毛猴”=金の冠の猿=孫悟空というイメージになります。

茶湯の色は岩茶よりも濃く 紅茶より鮮やか そのぐらい変幻自在の印象を持ちやすく しっかり入れると紅茶の雰囲気 浅く入れると岩茶のイメージと 入れ方でコロコロ変わるのが最大の特徴です。

金毛猴の出がらし(叶底)をよく見ると 通常の岩茶に見られるような茶葉の大きさではなく かなり小ぶりの茶葉を加工しているのがわかります。

金毛猴のカテゴリーは

金毛猴=孫悟空のイメージで様々な印象を持つ茶葉 今まで慶光茶荘では製法の面から紅茶に分類していましたが、今回外国のお客様に説明していると 自分自身の中で納得がいかないというか岩茶つながりの方が説明のストーリーがスッキリするというか つじつまが合うというか

店舗のスタッフからはハッキリしてくれと言われな悩んだ答えが・・・・・・・

・・・・・

・・・・・

金毛猴のカテゴリー=岩茶+紅茶 と両方に登録することにしました 慶光茶荘での限りですが。

たぶん売る側に立つと”岩茶”の方が箔が付くし 飲む側に立つと”紅茶”ですよねみたいな 最後まで変幻自在な 金毛猴=孫悟空のご紹介でした。

台湾茶・中国茶でちょっと一息 慶光茶荘

追伸

今週末の3月14日(土曜日)は営業日です。

また翌週週末も全国陶磁器フェアーIN福岡の代替え営業で 翌週週末は特別営業の予定です。

茶葉をイベント価格で販売いたしますので この機会に

また先日BLOGで書いていた 20年醗酵プーアル茶を当日までに再販始めるつもりです

なんにせよ 昨今の事情もございますので 体調を整えてご来店ください。