木柵鉄漢音 飲み比べ
今日は木柵鉄観音
淹れる前のチェックは大事
今日は木柵鉄観音の飲み比べています もちろん仕事です。
発注する前にサンプルが届いているので今回は四種類同時に飲み比べします。
最初に入れる前の茶葉の
茶葉の色 香り 外観形状を確認します。
正直この段階では 仕入れ値順の雰囲気です。
早速入れてみると値段順のイメージが変わる?
写真は一回目の淹れた見た状態
この時 茶湯の色 香り 味を いつもの通りチェックします。
よそのお茶屋は知りませんが 私はだいたい三回程度淹れてから 叶底(出がらし)を見て 価格を検討しながらオーダーする茶葉を決めます。
ココで木柵鉄観音を少し
木柵鉄観音は、台湾四大銘茶の一つで 凍頂烏龍茶 文山包種茶 東方美人(香嬪烏龍)木柵鉄観音 の一つです。
一時期鉄観音茶は大陸の鉄観音に引きずられだんだん発酵が浅くなっていました。
しかし最近台湾では 古式とか正統とかの枕詞が付き 一昔前に作られた 木柵鉄観音に戻りつつあります。
こう書いている私もこの正統木柵鉄観音でお茶に目覚めたので 思い入れ強いです。
なんでもかんでも新しいものが良いわけではございません。
さて いつもの通り三回目の結果は
写真で見る通り 一番左は初回から茶湯が淡く三回目も相変わらず他と比べると淡い また味も弱い
のころ三種類からの選択で 飲んだ結果は・・・・・
今回は仕入れ値通り一番高いものが一番よかった。
お茶の試飲について
お客様との試飲に付き合うのは一日なん種類でも行けるのですが
現在このコロナ渦のなか お客様には本格的試飲を行っておりません。
すこしでも早くこれが終わればよいのですが・・
話は戻りますが このような輸入前の試飲するときには 今回ですと四種類を三回と大量にお茶を飲むので 一日二種類程度が限界なんです。
最後に
中国や台湾でも日に日に新しい名前の茶葉が生まれていきますが、私どもは30年に及ぶ経験から新しいものに惑わされず
昔からの茶葉のイメージでお売りすることを心がけています。
台湾茶・中国茶でちょっと一息 慶光茶荘