お茶を淹れるときの条件目安
六大茶分類別のお茶淹れる条件
よく中国茶や台湾茶等を淹れるときにお客様からご質問頂くのが、淹れ方もそうですが茶葉の量とお湯の温度をよく尋ねられます。 そこで今まで一覧にまとめていなかったのでこの機会にまとめてみます。
条件の共通化をはかりなるべく分かりやすくしたつもりです。
お茶の淹れ方(緑茶)
250ccの湯に対して入れる茶葉の量を一応目安として書いておきますが、好みや各々の茶葉によって加減してみて下さい。
茶葉 2.5g
温度 70〜80℃
時間 1~1.5分 2回目は前回時間+20秒
※1.お茶の濃さは抽出時間で調整します
※2.お茶は抽出時間が来たら注ぎきるように
お茶の淹れ方(白茶)
250ccの湯に対して入れる茶葉の量を一応目安として書いておきますが、好みや各々の茶葉によって加減してみて下さい。
茶葉 2g
温度 80〜85℃
時間 2~3分 2回目は前回時間+40秒
※1.お茶の濃さは抽出時間で調整します
※2.お茶は抽出時間が来たら注ぎきるように
お茶の淹れ方(烏龍茶・青茶)
250ccの湯に対して入れる茶葉の量を一応目安として書いておきますが、好みや各々の茶葉によって加減してみて下さい。
茶葉 3~5g
温度 95℃以上
時間 1~1.5分 2回目は前回時間+30秒
※1.お茶の濃さは抽出時間で調整します
※2.お茶は抽出時間が来たら注ぎきるように
お茶の淹れ方(紅茶)
250ccの湯に対して入れる茶葉の量を一応目安として書いておきますが、好みや各々の茶葉によって加減してみて下さい。
茶葉 2.5〜3g
温度 95℃以上
時間 1.5分~ 2回目は前回時間+45秒
※1.お茶の濃さは抽出時間で調整します
※2.お茶は抽出時間が来たら注ぎきるように
お茶の淹れ方(黄茶)
250ccの湯に対して入れる茶葉の量を一応目安として書いておきますが、好みや各々の茶葉によって加減してみて下さい。
茶葉 2.5g
温度 80~85℃以上
時間 2~3分 2回目は前回時間+40秒
※1.お茶の濃さは抽出時間で調整します
※2.お茶は抽出時間が来たら注ぎきるように
お茶の淹れ方(黒茶)
250ccの湯に対して入れる茶葉の量を一応目安として書いておきますが、好みや各々の茶葉によって加減してみて下さい。
茶葉 2g
温度 95℃以上
時間 1分 2回目は前回時間+30秒
※1.お茶の濃さは抽出時間で調整します
※2.お茶は抽出時間が来たら注ぎきるように
お茶の淹れ方(小沱茶)
500ccの湯に対して入れる茶葉の量を一応目安として書いておきますが、好みや各々の茶葉によって加減してみて下さい。
茶葉 1個
温度 90℃以上
時間 1分 2回目は前回時間+30秒
※1.お茶の濃さは抽出時間で調整します
※2.お茶は抽出時間が来たら注ぎきるように
お茶の淹れ方(茶以外の茶)
250ccの湯に対して入れる茶葉の量を一応目安として書いておきますが、好みや各々の茶葉によって加減してみて下さい。
茶葉 2~3g
温度 95℃以上
時間 1~1.5分 2回目は前回時間+40秒
※1.お茶の濃さは抽出時間で調整します
※2.お茶は抽出時間が来たら注ぎきるように
お茶の淹れ方(花茶)
250ccの湯に対して入れる茶葉の量を一応目安として書いておきますが、好みや各々の茶葉によって加減してみて下さい。
茶葉 2~3g
温度 80~90℃以上
時間 1.5分 2回目は前回時間+40秒
※1.お茶の濃さは抽出時間で調整します
※2.お茶は抽出時間が来たら注ぎきるように
※3.煮出しもOK
お茶の淹れ方(工芸花茶)
300~500ccの湯に対して入れる茶葉の量を一応目安として書いておきますが、好みや各々の茶葉によって加減してみて下さい。
茶葉 1個
温度 1煎目は95℃以上 2煎目以降は80℃
時間 2分程度で 1煎目で開ききら無い場合もあります 2煎目は1分程度で
※1.茶器を温めておくと茶葉が開きやすいです。
※2.2煎目は1分程度でOK(茶葉が開いているので)
お茶の淹れ方(健康茶)
250ccの湯に対して入れる茶葉の量を一応目安として書いておきますが、好みや各々の茶葉によって加減してみて下さい。
茶葉 2~5g
温度 95℃以上
時間 1~3分 2回目は前回時間+1分
※1.お茶の濃さは抽出時間で調整します
※2.お茶は抽出時間が来たら注ぎきるように
※3.煮出しもOK
まとめ:お茶を淹れるときの条件目安
上の条件は基本的な淹れ方を分かりやすく数値化したものです。
しかしお茶は嗜好品です、その淹れ方に決まりはありません。
その日の体調や天気・季節などを考えながら淹れるのも楽しいですよ。