白茶

白茶

白茶の茶葉イメージ
白茶の茶葉イメージ 白牡丹
自然と環境にゆだねられた中国茶の白茶は、日本茶には似たものがなく、紅茶のシルバーチップに近い 茶葉を最低限の加工で仕上げたものです。 ゆえにその表面にはお茶の産毛が残るのが見て取れます。 ※黄茶の事はコチラから

白茶の歴史

白茶は清の時代1796年頃に福建省の北部で生産されたとの記述もありますが、実際には宋の時代1115年には野生白茶といって福建所北部の特定地方だけで飲まれていました。 1885年に福鼎白茶等の品種が発見され有名になりました。

白茶の産地

白茶の産地は古くからある福建省北部の福鼎・清和・松渓・建陽で現在も生産されています。 また 最近では雲南省や台湾などでも茶葉良さから最低限しか手を加えてない白茶も作られるようになりました。

白茶の製法

白茶の製法
白茶の萎凋と乾燥風景 仕上げは職人の勘です
白茶の製法はとってもシンプル
  1. 萎凋:日に当て微発酵をうながす
  2. 乾燥:茶葉を日に当て乾燥させます。
どちらも日に当てるシンプルな製法ですが、使う器具(茶葉を広げるトレーみたいなもの)に違いがあります。 後は製茶職人の勘です。 もうそれだけ。

白茶の種類

白茶の代表的な種類です。

白豪銀針

白豪銀針
白茶 白豪銀針
紅茶で言われるところのシルバーチップ 名前の由来その外観から

白牡丹

白茶の茶葉イメージ
白茶 白牡丹
ふっくらと牡丹のように葉が広がることから

寿眉

寿眉
白茶 寿眉
白豪銀針の番茶的存在 形が仙人の眉に似ているところから

白茶

白茶イメージ
白茶
白茶の普及品です

白茶の飲み方

白茶の淹れ方
白茶は色が強くない
茶葉と湯の量は1:50が基本です。 写真では2gで180ml 茶湯を入れっぱなしにしているので少し茶葉を減らしています。 白茶はこのように茶葉を茶湯に入れたまま 淡い色が出たら飲む感じがお勧めです。 湯の温度はガラスコップで淹れるなら90度ぐらい 急須だともう少し低めでもいいかも

白茶の効能は

白茶には体の熱を取る効果があると言われており、盆地や南部で飲まれています。 体を冷やす効果以外にも白茶には美容効果もあると言われています。 白茶の美容効果 特にポリフェノールやカテキンは、他のお茶にも含まれていますが、白茶は栄養価が高いということで、強い抗酸化作用が期待できます。

白茶のまとめ

白茶をガラスのコップで優雅に飲む
白茶をガラスのコップで優雅に
白茶はシンプルな作り方ゆえ シンプルな甘い味とシンプルな香りが特徴です。しかし乾燥を日光に頼るために劣化も早い。 昔は地産地消であまり遠くに広がらず、それでもよかったのだですが現在では乾燥に一部機械を用い強めの乾燥で輸出向けに作られることもあります。 基本的に白茶は盆地や南部の夏場に熱中症など体の熱を取りたいようなときに良く飲まれていました。 ガラスのコップにぬるいお湯を入れて白茶を少し 目で見て楽しみながら木陰でゆっくり飲む そのようなイメージ浮かんできます。

監修者 荘 慶裕(そう・よしひろ)

台湾と日本の両方にルーツを持ち 中国国内に三カ所しかない茶学部・国立福建農林大学茶学部に短期留学 ホテル、中華料理店、カフェなどでの中国茶カウンセリングや中国茶講座などで活動中