様々な形のプーアル茶

様々な形のプーアル茶

いろいろ種類のプーアル茶
プーアル茶には色々な形がございます
このページではそのプーアル茶の様々形を解説していきます。プーアル茶の形は最初は作り方から、のちには使いやすさから 贈り物・観賞用へと形が変化していきました

プーアル茶 散茶

プーアル散茶

今では国内最大の流通量を誇る プーアル茶です。一般的にプーアル茶・散茶ほどんどが熟茶です。現在輸入されているプーアル茶・散茶にも様々な等級があり、一般的に等級が低いものは二次発酵臭が強めで高級品になるほど香りが落ち着いて味がまろやかになります。

七子餅茶(チーズピンチャ)

プーアル餅茶

プーアル茶と言えばこの七子餅茶を連想される方も多いでしょう、左の竹皮に七枚一組で流通していることからこの名前がついています。現在一枚当たり約350g×7枚=2.5kg=5斤(中国での重さの単位1斤=500g)となっています。固形茶の代表であり熟茶と生茶があります。

雲南普洱茶(うんなんぷーあるちゃせん)

雲南普洱茶磚

ブロック状の固形茶で様々な大きさがありますが、250gの一般的な雲南普洱茶磚です。右上に熟茶と表記のあることからもしかしたら生茶もあるかもしれません。磚(せん)の意味はレンガの意味です。同じように正四角形のものを方茶と呼びます

沱茶(しょうだちゃ)

プーアル小柁茶

小沱茶は今でいうティバッグみたいなものでしょうか一個当たり5g程度確かに使いやすく 今では、様々な茶葉原料が使われています、熟茶・生茶はもちろんの事 普洱茶ではない茉莉花茶や烏龍茶まで本当に様々です。小沱茶は割ったり削ったりせずに一個丸ごと使います。

一回で使いきれない大きさのものを沱茶(だちゃ)と呼びます。沱茶には様々な形をしたものがあります。

装飾品プーアル茶

装飾品的プーアル茶

ここまでくると何でもありみたいな感じですが大きさや形も様々 プーアル茶とというよりは固形茶の様々なバージョンがあります。飾っているのは見たことありますがこれをばらして飲んでいるのは見たことがありません。

番外編 プーアル茶 生茶

プーアル生茶

プーアル生茶は本来プーアル茶の製造工程に必要な二次発酵をさせていな茶葉 ですからプーアル熟茶と製法に違いがあります。 製法に違いがある為に一般的にプーアル茶を健康目的で飲む方にはむきません。

プーアル生茶は筆者個人的感想ですが、「嗜好品的雲南省で作られたお茶」です。

白茶~青茶など様々な仕上げの状態があり形状的にも散茶や餅茶等さまざまです。

まとめ 様々な形のプーアル茶

ここではプーアル茶を形別にピックアップしてみました。これらのプーアル餅茶と言われる形状には独特のアンティーク感があり現在でも様々な形が生産されています。

これはプーアル茶独自の二次発酵による日持ちの良さから来ているのでしょうね

監修者
荘 慶裕(そう・よしひろ)

台湾と日本の両方にルーツを持ち 中国国内に三カ所しかない茶学部・国立福建農林大学茶学部に短期留学 ホテル、中華料理店、カフェなどでの中国茶カウンセリングや中国茶講座などで活動中

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