リパーゼとは
リパーゼとは?
リパーゼとは、脂肪を分解する酵素のことで、名前の由来は、ギリシャ語の“lipos”+“ase”に由来します。
一般的には中性脂肪(トリグリセリド)を分解して脂肪酸を遊離するトリアシルグリセリドリパーゼの事を言います。
消化液に含まれ、脂質の消化を行う消化酵素であり、多くの生物の細胞で脂質の分解・代謝に関係しています。
プーアル茶・普洱茶にはリパーゼが豊富
特定の温度・湿度を管理しながら発酵をさせる。
この「握推」という後発酵茶独自の工程でプーアル茶は発酵食品となります。
また後発酵独自の製法である発酵過程の「握推」でプーアル茶の中に生まれる酵素がリパーゼと呼ばれる酵素なのです。
リパーゼの効果とは
それではまずプーアル茶におけるリパーゼの働きと効果とはどのようなものでしょう?
リパーゼの働き
食物から摂取する脂肪のほとんどは中性脂肪です。
リパーゼ酵素は中性脂肪の膜を溶かし細分化して、中性脂肪を消費しやすく分解する手助けをしてくれます。
分かりやすく書くとリパーゼは酵素の力で中性脂肪を分解するのです。
リパーゼで痩せるには
中性脂肪はリパーゼの働きによって分解され細かくなり脂肪酸となります、中性脂肪より細かくなることで吸収されやすくなった脂肪酸は血液の流れに乗って筋肉に運ばれていきます。
脂肪酸は赤筋肉に取り込まれることによりエネルギーとして消費されるのですが、赤筋肉を使わないと せっかく分解された脂肪酸があまってしまいも使用されないと肝臓に運ばれ再度中性脂肪を形成してしまい元の木阿弥です。
それらを防ぐためにも リパーゼを摂取したら赤筋を刺激するようにゆっくり(きつくない程度の有酸素運動)大きく30分程度動くとダイエットによいと言われます
Q リパーゼについての質問
先日お客様から プーアル茶とリパーゼの関係について質問が来たので、そのお答えを記載しておきます。
Q お客様からの質問は?
プーアル茶の生きている酵素が脂肪を分解します。
という説明がありますが酵素は熱に弱いのではないでしょうか?
熱湯で酵素は死んでしまうと思いますが?
A 慶光茶荘のお答え
ご指摘の通り普洱茶に含まれるリパーゼ酵素などは働く適温があり50℃から70℃が最適です。
ただ、リパーゼを含む酵素は高温で死ぬのではなく”失効”(効果を失う)であり 再度適正(70℃以下)に温度が戻れば再び効果が戻ってきます。
リパーゼはの効果は体内で働き出すので基本的に熱湯で淹れても大丈夫です。
Q リパーゼを意識したプーアル茶の淹れ方について
また、プーアル茶の淹れ方ですが、煮出す方法は良くないのでしょうか?
A 慶光茶荘のお答え
ちなみに入れ方に関してはプーアル茶を含む”茶葉”(お茶の木)から作られているお茶は熱湯を注ぐ(煮出さない)のを推奨します。
これはプーアル茶だけでなく すべての茶葉から入れる茶も同じで、茶葉に含まれる様々な成分が変化・揮発・結晶化しないためです。
まとめ リパーゼとは
リパーゼとは中性脂肪を分解して脂肪酸に変化させる酵素の事です。
リパーゼ酵素は高温で”失効”しますが、飲用により体内に入ると温度が下がりその効果が戻ります。
プーアル茶のリパーゼを最大限効果的に使うためには軽度の有酸素運動が効果的です。
プーアル茶はだけでなく茶葉から作られるすべてのお茶は煮出さないでください。
※メーカーによっては煮出してという場合もありますのでご注意ください。
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