プーアル茶はどのようなお茶?
目次
プーアル茶とは?
現在ではプーアル茶とは、かなりの広い意味での名詞で一言にプーアル茶いっても千差万別 見た目・形状だけではなく味や香りまで違うものが存在します。
プーアル茶の名前の由来は?
一般的に普洱茶(プーアル・プーアール)は雲南省普洱市で生産される茶葉の事です、六大茶分類の黒茶や餅茶の代名詞ととして使われてきました。
しかし今では黒茶ではない作り方が違うプーアル茶や形状が違うプーアル茶など様々ありますので プーアル茶=プーアル市(普洱市)と名前の由来は有名生産地から来ていると考えていいでしょう。
プーアル茶の流行は
プーアル茶の生産は1970年代 中国雲南省国農林畜産公司がタバコの葉と茶葉の生産に力を入れ生産量は急増していきます。
また中華料理屋や油料理に合うことから中国広東省や香港特別区または華僑の持ち出しによる東南アジアで有名になって流通も増えていきました。
プーアル茶の様々な種類
雲南省プーアル市で作られるお茶は今ではすべてプーアル茶と呼ばれていますが、プーアル茶を分類すると
- グレード=天然樹・茶畑産がある
- 嗜好=茶樹の品種 大葉種・小葉種など
- 種類=製法の違い 黒茶・黒茶以外(握推工程の有無)
- 保存法=形状の違い 固形茶(古い仕上げ形状・国内向け)・散茶(外国向け)
この中で特に重要なのは「種類=製法の違い」です。
この製法の違いがプーアル茶の性質を大きく変えるのです。
まとめ プーアル茶はどのようなお茶でしょう?
現在ではプーアル茶と名の付くものが多種多少に流通しています、筆者考えるプーアル茶の定義とは
- 雲南省の茶葉を使用する
- 黒茶=二次発酵をうながした茶葉
- 形状は関係ない
なぜならばプーアル茶は茶葉を使いながら二次発酵をすることにより発酵食品としての力をもち 様々な効果・効能を一般的な茶葉より持つ健康茶だと認識されているからです。