誰でもできる餅茶の崩し方
誰でもできる餅茶の崩し方
簡単にできる 餅茶の崩し方
お土産で頂いた 買ってきた プーアル餅茶をどうやって飲めばいいのかわからないとのお問合せを頂きます そこで餅茶の崩し方を解説していきます。
プーアル餅茶は意外と硬く お茶として飲むときにどのようにして使えばいいのでしょうか? ハンマーでたたく? 手で割る? 餅茶ならなんとかできるかもしれませんが、沱茶等になると これは無理っぽく感じるかもしれません ここで専用の道具が出てきます。
道具の紹介
これらは普洱刀と呼ばれているものです、そうです餅茶はハンドパワーでは崩れません。 えっ!手で割れないのですかって? 柔らかいものであれば手で割れるかもしれませんが、基本的には道具を使います また道具を使うのはそれなりの理由があるんです。
餅茶の茶葉の大きさによってプーアル刀の刃の大きさを選びます。
硬いものほど細く尖ったもの刀を、餅茶が柔らかくなるにつれ刃の広いものを使います。
餅茶は中心から崩す
餅茶を裏向けると中央にくぼみがあります、プーアル刀を使って内から外に向けて刺すようにして壊していきます。
刃をある程度刺したら、てこの原理で刃の先端を支点にして 持ち手側を上げる感じです。
餅茶の茶葉は横方向に崩すのが一般的です 茶葉がミルフィーユのように重なりあっていますので その重なりをはぎ取るイメージで崩していきます。
また普洱刀は内から外方向に刺し 茶葉の層をはがすようにしてばらしていくのが理想です。
ここにプーアル刀であればベストですが似たようなものでも流用OK。(彫刻刀など)
一度にくずす派orじわじわ派
プーアル餅茶をだいぶくずしてきました。ここで注目してほしいのが先ほども書いた茶葉の集積方向 横方向になっているのがわかりますか? 横方向にくずすのはなるべく茶葉を割ったり・折れたりしないようにしているんです。
茶葉は飲む分だけくずしてもいいですし、写真のように一気にくずすのもかまいません あなたはどちら派ですか?
基本的には、一度に崩したほうが保存しやすくなります。
くずした後は茶缶で保管がベスト
餅茶をくずした後は茶缶で保管しましょう。 なぜなら新しい断面が空気に触れると味が変わってくる可能性があるからです。
まとめ 簡単にできる 餅茶の崩し方
どうですか?これを見たあなたは餅茶をくずしてみたくなりませんか?
プーアル茶刀等専門の道具は代替えがききますが、とにかくケガには気を付けて時間的に余裕のある時に、また最初に一カ所くずせばあとは手でぽろぽろとくずせる場合もありますので気楽にチャレンジしてみてくださいね。
餅茶を崩す際には茶葉の堆積方向に沿って崩すすことにより、茶葉の破損をなるべく防ぎながら崩します。
くずし方によって同じ餅茶でも味が変わり茶葉の破損が増えるとその分雑味も出やすいのでご注意ください。
実は餅茶の崩し方で大胆な方法で一気にバラバラにする最適な方法があるんですが、この方法はまた別の機会に