台湾茶の紹介
台湾茶の紹介
台湾茶と言う分類は中国茶、日本茶と言うようにそれぞれの国で作られたお茶のことを表しています。
特に台湾は日本や中国と比べ南に位置しかつ標高の高いところが多く、良質なお茶作りに適した土壌があります。
台湾で生産されるお茶は烏龍茶を中心に紅茶、緑茶、茉莉花茶(ジャスミン茶)などがあります。
台湾茶の歴史
1645年オランダ支配時代に原住民が、お茶の野生樹を見つけ飲用した習慣があったとか しかし台湾原住民は文字を持たないため文化伝承されず詳細は不明です。
1796年に福建省の武夷山から外貨獲得のために茶の製茶技術が伝わったと言われています。
実際には武夷山の烏龍茶よりも安渓の鉄観音の影響が多いように感じます。
台湾茶の作り方
実際に烏龍茶に関していえば、中国の烏龍茶と大きな違いはございません。
台湾四大銘茶として“凍頂烏龍”“文山包種”“木柵鉄観音”“東方美人”などが有名です。
台湾の四大銘茶を紹介します。
烏龍茶で有名な台湾 その中でも台湾四大銘茶と言われる 歴史がございます。このページでは台湾四大銘茶について書いていきます。
台湾茶を知る上で毎年毎年新しい茶葉が生まれています。
しかし台湾茶を知る上で基本を押さえた”台湾四大銘茶”と言われる茶葉がございます。
その四種類が
の四種類 烏龍茶・青茶なんですがそれぞれ特徴がございます。
凍頂烏龍茶
台湾を代表する茶が凍頂烏龍茶です。緑がかった黄金色の水色とまろやかな味わい、花のような甘い香りが特長。 使われる主な茶葉は「青心烏龍茶」という品種です。
また産地である鹿谷郷より海抜の高い山で作られるお茶に高山茶もしくはその山の名前を付けた
阿里山烏龍茶・梨山烏龍茶なども 烏龍茶らしいシンプルな工程で作られ また品種も金宣・翠玉など新品種も積極的に使われています。
凍頂烏龍茶 30g 1890
文山包種茶
文山地区産と紙袋包装で売られていたことからの包種茶。現在包種茶=大ぶりで軽発酵(緑茶に近く烏龍茶の中で一番軽発酵)の茶葉に使う場合もある。
また茶葉の締めもきつくなく、比較的小規模農家でも生産は可能です。
文山包種茶 30g 1660
木柵鉄観音
福建省から茶葉や作り方を1896年に持ち帰ったお茶。一時期様々な品種を使ったり発酵を浅く仕上げたりと試行錯誤されたが、現在では正欉(せいそう)木柵鉄観音として古い仕上げの木柵鉄観音が再び注目されています。
正欉(せいそう)とは品種はもちろん鉄観音を使用し、丁寧に揉捻を複数回繰り返し時間かけて重めの焙煎。これを「鉄観音茶製法」といい独特の焙煎香を持ちます。手間がかかる為生産量も少なく発酵も高めです。
木柵鉄観音 30g 1880
東方美人茶
19世紀中の台湾・新竹で、浮塵子(うんか)の被害を受けた茶葉を用い製茶したところ、甘い香りと味で評判になった。英国で名付けられた「オリエンタル=ビューティ(Oriental beauty)」の訳語として、東洋では響きの美しい「東方美人」が定着しました。
蜜と果物が合わさったような風味と甘み。香りもワインに例えられる、別名に香嬪烏龍・白毫烏龍・最近製法が同じで産地や品種違いで蜜香烏龍や蜜蘭紅茶。
東方美人 30g 3400
台湾茶の今後
台湾には台湾四大銘茶(烏龍茶)のほかにも茉莉花茶や紅茶も有名ですが、やっぱり烏龍茶が一番ですね。
お茶の生産に適した気候と風土で台湾四大銘茶を中心に四季春や新品種など新しい品種も進んでいます。
昨今では紅茶、茉莉花茶(ジャスミン茶)、緑茶と少ないながらも様々なお茶が作られています。
しかし人件費の高騰などもあり今後長期的にも優良な台湾茶の値上がりは十分考えられます。