お茶は一日どのくらい飲めばいいのか
お茶は一日どのくらい飲むの?
慶光茶荘で扱っている茶葉の中では、嗜好品だけではなく 健康目的で台湾茶や中国茶を飲むお客様もいらっしゃるのですが、よくある質問にどの程度飲めば良いのでしょうか?と質問を受けることもしばしば。
だいたい、お茶を健康茶として飲むのであれば1.8L=一升程度を目標にというのですが・・・その根拠を少し書いていこうかと思っています。
ひとは一日どのくらいの水分を失うのか?
一般的に一日に体から出る水分量はご存知でしょうか?
- トイレ関連で1300ml
- 汗などで600ml
- 呼吸から400ml
どうでしょう 予想とおりでしたか? ということは総排出量が2300mlですね
一日の水分補給は?
それでは今度はどのようにして水分を補給するのでしょう?
・食べ物…600ml
・代謝水(体の中でできる水)…200ml
・1日に飲み物として取りたい水分…1,500ml
こちらも総水分補給量は2300mlですね、
ここで注目するのは、水分補給の65%は飲み物からと、意外と飲み物の比率は高いんですね。
体の水分は大切
今までの数字は体重50kgの例なので、実際の自分の体重に換算したらどうでしょう?一日に飲み物としてとりたい水分量は60kgなら1.2倍=1800ml・70kgなら1.4倍=2100mlが必要です。
- 500mlペットボトル4本
- マグカップで7杯
- 湯のみで17杯
どうでしょうあなたが考えていたより多いのではないでしょうか?
ペットボトルのお茶は水分と考えない
お茶は、特にこの場合のお茶は ペットボトルなどの飲料ではなく、茶葉から煮出した、抽出したものであるのが大前提です。
ペットボトル飲料には防腐剤やら香料など自然由来かわからないもの また自然界にない濃度に高められたものなど使われている場合がある為 ペットボトル茶の大量摂取はオススメしません。
人間の体は、自然界にあるもしか上手には吸収できないのです。
お茶を一升
一升=一生 とはよく付けた単位です。 ひとはその生存のために一日3Lの水分を必要とします。そのうち食事・体内の水分・経口補給の三通りの補給方法がありますが
- 体内水分の消費(200ml)×3倍=食事でとる水分(600ml)
- 食事でとる水分(600ml)×3倍=経口(口から飲んで)補給(1800ml)
どうですか、私どもが行っている日ごろの飲むという動作がいかに大切か・・
それでは一日どのくらいお茶を飲めば良いのか?
最初に書いた
「だいたい、お茶を健康茶として飲むのであれば1.8L=一升程度を目標」
と書いた理由がお分かりいただけたでしょうか?
だけど水だけでもいいんじゃない?と疑問も出ますが。
実際お茶やコーヒーの代わりに水だけでを試したこともありますが、飲めませんよ水だけで一升は
そこで様々な有効成分のあるお茶を一升取るようのがお勧めなんです。
濃いお茶で少しじゃダメですか?
それでは濃いお茶を少しと水でも良いのか? これも否 お茶の飲み方は紀元前から漢方辞典「神農本草記」にもあるように湯で抽出することで様々な効果が得られますが、必要以上の煮出しや蒸留などして成分を高めてしまうと、それは食品ではなくて薬の範囲に踏み入ってしまいます。
そして薬は3日以上継続して飲むものでもありません。
お茶は薄くても良いので自分の体が欲する水分として自然に飲めるものでないといけません。
まとめ:お茶は一日どのくらい飲むの?
いろいろ書きましたが、だいたい60キロの方で一日2300lmの水分が必要で そのうち飲むのが1升=1800mlの水分が必要になります。
それらを葉から自然に淹れた台湾茶・中国茶・健康茶にすることにより、水だけ飲むより飲みやすくなりさらに、あなたの健康に役に立つでしょう。
結果:健康目的でお茶を飲む方は一日1800mlあなたの体に合う、お茶を飲みましょう。