凍頂烏龍茶の紹介
凍頂烏龍茶の紹介
凍頂烏龍茶は台湾を代表する烏龍茶で元は中国福建省から 一般的な茶樹は大きくなると固くなってしまうが、この品種は成長しても固くならず烏龍茶向けの加工しやすいのが特徴だが生育は難しい 台湾南投県鹿谷郷の凍頂山を中心に栽培されています
凍頂烏龍茶伝説“林”
1885年に鹿谷郷の林さんは、中国福建省に「郷使」という地方官使の試験をうけに行き合格して台湾に帰るときに、福建省の青心烏龍種(福建省では軟枝烏龍種)の苗を36株もって帰り、数カ所に植樹しましたが、そのうち12株移植した凍頂山だけが成功し それが今の凍頂烏龍茶につながっています。
※地図はグーグルマップ参照
凍頂山に行くには
凍頂山に行くためには、まずは台中までの移動 台北駅から台湾新幹線でも台中駅で下車 だいたい30分あっという間につきます。
でここからバスですが鹿谷郷農会まで約一時間ぐらいです。
あっという間に凍頂山周辺ののベース地 鹿谷郷につきます ここから凍頂山(たしか明確な山頂はなく麒麟潭湖周辺の山をさす)方面に向かうと周りは茶畑 いろいろなお茶屋さんが点在している状況です。
ここから先はバイクとかタクシーのご利用 あとは特定のお茶屋さんと仲良くなって・・とにかく公共交通機関での移動はココまで。
とにかく凍頂山周辺で食事や宿泊はこの鹿谷郷ですませましょう。
鹿谷郷
さて凍頂烏龍茶を探し求めてココ鹿谷郷に来たのですが、ここは交通の便がいい環境にあるにもかかわらず 意外と標高高く500m以上あります。しかしメイン県道151号以外は道路も狭いんです。
凍頂烏龍茶とは
台湾を代表する茶が凍頂烏龍茶です。緑がかった黄金色の水色とまろやかな味わい、花のような甘い香りが特長。 使われる主な茶葉は「青心烏龍茶」という品種です。
1970年代に国策で外貨獲得のための選定事業に選ばれ、凍頂烏龍生産合作社などを設立(日本で言う協同組合)しブランドとして凍頂烏龍茶を立ち上げています。
凍頂烏龍は美味しさだけでなく
国策として有名になった凍頂烏龍茶ですが、美味しいのはもちろんのこと健康的にも様々な研究が進んでいます。
以前は原料として青心烏龍茶しかなかったのですが、最近では品種改良も進み 青心大葉 金宣 翠玉 四季春といった様々な品種から作られているのも特徴です。
凍頂烏龍茶 30g 1890
まとめ 凍頂烏龍茶の紹介
慶光茶荘に台湾茶を買いに来られる場合 凍頂烏龍を聞いて来られるお客様は少なくありません。しかし前述のように鹿谷郷周辺で収穫された茶葉にはすべて凍頂烏龍茶の名前がついています。台湾茶で最も有名でありながら。意外と違いがあり、また品種など統一されていません。
有名でお茶好きには避けて通れないお茶 凍頂烏龍茶
凍頂烏龍茶は1種類だけ飲んで判断するのではなく、様々なお店で様々な時期に購入して比べてみるのもいいかもしれません。