烏龍茶の紹介

烏龍茶の紹介

烏龍茶の紹介バナー 烏龍茶の紹介 烏龍茶(青茶)のカテゴリーです。烏龍茶は六大茶分類における半発酵=青茶で白茶よりは発酵が深く紅茶よりは発酵が浅いお茶です。茶葉が大きくなってから加工されるために使われる品種も限られています。

烏龍茶の歴史

もともと烏龍茶は歴史的にそこまで古いものではなく、明代後期から清代初期だと言われています。 花茶の香りを持ちながらしっかしとした紅茶の味わいを表現したと言われるお茶で、六大茶分類でいうと一番最後に生まれたお茶です。 文献で確認できるのも清代(1600年代)になってからで これらは、烏龍茶の製法が少し複雑だからだと思われます。 福建省で作られていた烏龍茶は1900年頃の移民により台湾に持ち込まれています。

烏龍茶の伝説

烏龍茶には様々な伝説がついてまわります、ここではその伝説を少しご紹介してまいります

伝説1 大紅袍

清代初期の1600年代 武夷山にある天心永楽禅寺の住職・釈沢道禅師は南方に巡回に来られた太子から都の皇后の体調が悪いことを聞き、太子に崖から生えた茶樹のお茶を献上した。太子は昼夜を走って都へ戻り、献上された茶葉を煎じて皇后に飲ませたら体調が回復し その感謝の気持ちを茶樹にかける赤い纏からとられた名前が大紅袍の始まりです。

伝説2 鉄観音

安渓では、1700年頃 西坪鎮 堯陽松岩村の魏蔭という信仰の深い茶農家の夢まくらに観音様がたち 高い岩の割れ目の鉄のような黒々とした茶樹の存在を告げらました。 実際にその高い岩場に上ると黒々とした立派な茶樹が数本ありお茶に仕上げると大変美味しかった。これらの事から観音様に告げられた鉄のようなお茶=鉄観音と名付けられました。

伝説3 ヌーロン

福建省の南の安渓にヌーロンと言う名の猟師がいました。ヌーロンは竹かごを背負って今日も狩りに出かけますが、何も取れずに帰ります。翌朝も猟に出ようと竹かごに近づくと なにやら竹かごから良い香りが・・しかし竹かごを除いても中にあるのは葉っぱだけ そのはっぱを煎じて飲むととても美味しく そこから烏龍茶の製法にもある竹で細かいキズを入れる(揺青)と香りが良くなるお茶をヌーロンが見つけたことから、ヌーロンがなまって烏龍茶とか

代表的な品種

烏龍茶の原料は日本茶や紅茶など他のお茶と同じくカメリアシネンシスのチャノキから作られています。 しかし烏龍茶は苦くなりにくい茶葉が使われており、チャノキの品種は地域における特徴があります。 例えば、烏龍茶品種を緑茶や紅茶に仕上げることは可能ですが、緑茶品種や紅茶品種を烏龍茶に仕上げる事はできません。 烏龍茶の品種には地域性があり、それぞれの地域で有名な品種は以下の通りです。
  • 武夷山周辺=大紅袍、鉄羅漢、白鶏冠、水金亀
  • 安渓周辺=鉄観音、黄金桂、毛蟹、本山
  • 福建省全体=水仙、色種、仏手
  • 潮州市(広東の最東で福建省と隣接)=単欉
  • 台湾=凍頂、東方美人、木柵鉄観音、文山包種茶
等が有名です。

烏龍茶の作り方

烏龍茶=青茶の作り方は上のリンクからご参照ください。

烏龍茶の産地

福建省の地図 烏龍茶の主な産地としては
  • 福建省の北=閔北=武夷山周辺
  • 福建省の南=閔南=安渓周辺
  • 福建省全体
  • 広東省の東=潮州市(広東の最東で福建省と隣接)
  • 台湾=台湾全島(福建省の海向かい)
とある通り 基本的に烏龍茶は福建省を中心した狭い範囲で生産されています。

武夷山=烏龍岩茶の紹介

安渓=鉄観音の紹介

広東省、その他の烏龍茶

台湾烏龍茶の紹介

まとめ 烏龍茶の紹介

烏龍茶は日本では有名ですが、中国で生産される茶葉の割合からは2割弱程度と決して生産量の多い品種ではありません。 品種も地域性が強く 逆にそれが烏龍茶の人気の一つかもしえません。 始めて中国茶を試すときには、日本茶より香りが特徴的で味もしっかりした烏龍茶がおすすめです。

烏龍茶のご購入は

慶光茶荘の通販サイトへ
烏龍茶の購入ならコチラから

監修者 荘 慶裕(そう・よしひろ)

台湾と日本の両方にルーツを持ち 中国国内に三カ所しかない茶学部・国立福建農林大学茶学部に短期留学 ホテル、中華料理店、カフェなどでの中国茶カウンセリングや中国茶講座などで活動中